アスタキサンチン

アスタキサンチンを含む食品
アスタキサンチンを含む食品

β-カロテンやリコペンなどと同じカロテノイドの一種で、赤橙色の色素です。
生物の体内に発生する活性酸素を抑制する抗酸化力に優れており、 その力は、ビタミンEの約1000倍と言われています。
近年、サプリメントやコスメティックにも利用されて話題を集めている新素材です。


アスタキサンチンの力

サケの身は初めから赤いわけではありません。オキアミを食べているうちに色素が蓄積して赤くなります。 オキアミの赤い色はエサであるヘマトコッカスという藻類から来ています。 この藻が紫外線などから身を守るために作る色がアスタキサンチンなのです。
アスタキサンチンのサプリメントもヘマトコッカス藻から作られている物がほとんどです。

サケは産卵期に川を遡上します。遡上の激しい運動により発生した体内の活性酸素に対抗するため、 サケは体内にアスタキサンチンを蓄積すると言われています。
また、サケは産卵で自分が持つアスタキサンチンをイクラに移します。 それもまた、川という水深の浅い場所で浴びる紫外線から卵を守るためではないかと言われています。

体内でビタミンAに変わる

アスタキサンチンは生体内に取り込まれると、一部が必要に応じてビタミンAに変わります。 ビタミンAは皮膚や粘膜を強めたり、視覚を正常に保ち眼の病気を予防する働きがあります。 しかし、ビタミンAは脂溶性のため、それ自体を過剰摂取してしまうと肝臓をはじめとする体内に蓄積され、 副作用を起こすことがあります。
安全にビタミンAを摂取するためにも、アスタキサンチンは便利な栄養素です。

アスタキサンチンの有効量

1日に4〜6mg程度が望ましいと言われています。
アスタキサンチンは油に溶けて吸収される脂溶性の性質を持ちますので、食後の摂取がお勧めです。
サプリメントによっては飲み方の目安が記されています。その場合はそちらを参考にしてください。

アスタキサンチンが含まれる食品

海老、カニ、鮭、タイ、キンキ、イクラ、オキアミ等の魚介類に主に含まれています。



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